MENU

【20代異業種から】コンサル転職は未経験でも可能?成功者2人のリアル体験談

今回は、20代で異業種からコンサル業界へ転職されたお二人の経験談をご紹介します。
お一人は教育業界、もう一人は医療業界からの転職組です。

Kさんは、教育関連の法人営業を担当していました。
Tさんは製薬会社でMR(営業)を経験した後、医療機関向けのコンサルティング会社に在籍していました。

コンサルを目指したきっかけはそれぞれ異なります。
Kさんは、自社サービスに縛られず、お客様にもっと幅広い価値を提供したいと思ったことが理由でした。

一方Tさんは、ずっと医療業界の中で働いてきたため、外の視点を得ないと業界全体の改善は難しいと感じたそうです。
そこで、あえて業界外に出て視野を広げたいという思いが強くなったと話していました。

目次

コンサル転職に踏み切るときの不安とは

転職のハードルとして、まずKさんが不安に感じたのは「周りのレベル」でした。
20代前半での挑戦だったため、経験の浅さで通用するのかが心配だったそうです。

さらに、前職では人間関係に恵まれていたため、新しい職場でうまくやっていけるのかも不安だったと語ってくれました。

Tさんは、自分の専門が医療に偏っていることに対する不安が大きかったようです。
コンサルではさまざまな業界に対応する必要があり、慣れていない分野でどこまでやれるのか、自信が持てなかったと言います。

また、直感型のタイプだったため、ロジカルシンキングや仮説思考など、求められる思考法に順応できるかも気がかりだったようです。

前職で培った経験がコンサルでも活きた

実際に転職してみて、前職の経験が大いに役立った部分もあるようです。

Kさんは営業経験を通じて、さまざまなタイプのお客様と接する力が身についていました。
その経験が、コンサルの現場でも強みになっているとのことです。

Tさんは、医療分野で積み上げてきた知識や、営業職としての視点を持てたことが大きかったと話します。
お客様の立場に立って考える力は、コンサル業務でも重要なスキルです。

「素直さ」や「前向き思考」がマインド面の支えに

Tさんは、これまでのキャリアや将来設計をふまえ、覚悟を持って転職したと語ってくれました。
迷わず努力を続けられた背景には、自分の選択への自信があったそうです。

Kさんが語ってくれたのは、「素直さ」と「前向きな考え方」です。

経験が浅いからこそ、周りを頼る姿勢が必要だった。
そのスタンスが、チームで成果を出す今の仕事でも活きていると話していました。

また、営業職としてチャレンジし続ける姿勢も、コンサルの厳しい環境に順応するうえで役立ったと実感しているようです。

最初につまずいたのは「チームで働く」という壁

どちらも個人で成果を出す営業職の経験がありましたが、コンサルではチームで動く機会が増えます。

Kさんが一番苦戦したのは、まさにこの「チームワーク」だったそうです。

前職ではお客様対応から提案、契約まで一人で完結することが当たり前でした。
そのため、チーム全体で動くときにどう振る舞えばいいのか戸惑ったようです。

ですが、今ではそのギャップを少しずつ乗り越えて、新しい環境にも順応できるようになってきたと話してくれました。

コンサルで求められる本当のチームワークとは?

コンサルって、個人でどんどん仕事を進めるイメージがありますよね。
一方で、事業会社の方がチームワークが重視されると思われがちです。

でも実際は、コンサルこそ「本当の意味でのチームプレー」が必要です。
私も最初は驚いたんですが、実際に働いてみて実感しました。

たとえば、クライアントのために「今の役割はこれだけど、もっとこうしたら良くなるんじゃないか」と、各メンバーが自分の視点でどんどん意見を出していきます。
立場や役割に関係なく、成果のために知恵を出し合う。それがコンサルのチームワークです。

一人で完結せず、皆で作り上げる。その姿勢が求められるんです。

初めてぶつかった「論理的思考力」の壁

正直なところ、コンサルに入る前は「自分、意外とイケるかも」と思ってました。
前職では結果も出せてたし、「向いてるんじゃないかな」とすら思ってたんです。

でも実際は違いました。
入社してすぐ、周りの話についていけなくなって、本当にショックでした。

論理的に物事を整理して、相手に分かりやすく伝える力。
これが、想像以上に難しかったんです。

前職では感覚で動いていた部分が多かったので、そのギャップに戸惑いました。

トレーニングと経験で少しずつキャッチアップ

もちろん、今も完璧とは言えませんが、トレーニングや実務の中で少しずつ対応できるようになってきました。

最初は、毎日が試練の連続で「本当にやっていけるのか」と不安ばかりでしたが、続けるうちに少しずつ慣れてきたという感覚があります。

焦らず、地道に積み重ねることが大事だと実感しています。

コンサル転職してよかったと思える瞬間

コンサルに転職して、本当によかったと感じること。それは「同じ価値観を持つ人たちと働けている」ということです。

前職では、「なんで頑張ってる自分と、そうじゃない人が同じ評価なんだろう」って思うことが多かったんですよね。
どこか浮いてる感じもあったし、居心地の悪さを感じていました。

でも今は違います。
成果を出すために本気で向き合っている人たちに囲まれている。
その環境が、自分にとって大きなやりがいになっています。

営業時代の違和感が解消された働き方

私の場合、営業職だったときは「自社の商品しか提案できない」という制約にモヤモヤしていました。

コンサルに転職してからは、自分自身がいわば“商材”。
自分の努力や成長がそのままクライアントの成果に直結します。

この前も、ある経営者の方から「あなたと組んで本当によかった」と言っていただけて、心からこの仕事を選んでよかったと思えました。

やっぱり「自分の力で価値を生み出せる」っていうのは、大きな魅力ですね。

コンサル転職前にやっておくべき準備とは?

最後に、これから20代でコンサル業界を目指す方へ、私たちからアドバイスをお伝えします。

私は20代前半での転職だったこともあり、「スキルより志」が大事だと痛感しました。
だからこそ、面接前には徹底的に自己分析をして、「自分がどうなりたいのか」「なぜコンサルなのか」を言葉にすることが重要です。

成果や実績よりも、伸びしろをどう伝えるかが問われます。
だから、自分の思いを言語化する練習を重ねてほしいと思います。

職務経験の意味をしっかり言語化する

加えて、Tさんが伝えてくれたのは、「これまでの経験がどう活きるかを明確にすること」です。

過去の仕事から何を学び、それがコンサルでどう活かせるのか。
この“つながり”を、自分の言葉でしっかり説明できるように準備しておくと良いと思います。

これは、誰でも今日からできることです。
だからこそ、焦らずコツコツ準備してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次