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共通点とは?人事採用経験者が語る『評価される3つの共通点』

面接官が重視する評価ポイントとは?

今回は、人事採用経験者が教える 面接で評価される3つの共通点をお伝えします。
まずは第3位からお話ししますね。

目次

重視するポイント

第3位は可愛げ

多くの面接官が「この人と働きたい」と感じる可愛げが重要です。

覚えたことだけを棒読みしたり、笑顔がない人は評価されにくいんですよね。
面接官も人間なので、明るさがない人には心を開きにくいんです。

私も以前指導していて、「ありのままの自分で話す」ことで印象が劇的に変わった人を何人も見てきました。

笑顔を添えて、軽い冗談が言えるくらいリラックスした雰囲気が出せれば、かなり印象がよくなります。

なので、面接では多少の失敗を恐れず、素顔を見せることが重要です。
可愛げを出すだけで、面接官との距離感がぐっと縮まります。

第2位は素直さ

素直さは、人と協力して働くうえでとても大切な要素です。

面接官に嘘がバレたら、その時点で信頼を失います。
経験豊富な面接官は、話を盛っているかどうかすぐ分かります。

だからこそ、エピソードは飾らずに伝えることが有効です。

たとえば、分からないことは「すみません、知りません」とはっきり伝える。
質問が聞き取れなければ「すみません、もう一度聞いていいですか?」と素直に聞き返す。

失敗した経験を伝え、その後どう改善したかを具体的に語ると、素直さだけでなく誠実さも伝わります。

今回のまとめとして、面接官が重視する評価ポイントはこの2つ。

嘘をせず素直に話して信頼感を築くこと

可愛げを出して親しみやすさを演出すること

1位伝える力

最後にお伝えしたいのは、面接で一番見られている「コミュニケーション力」についてです。
これは多くの人が勘違いしているポイントでもあります。

よくある誤解として、「誰とでも仲良くなれる」「初対面でも笑顔で話せる」ことが、コミュニケーション力だと思われがちです。
でも、面接で求められているのは、それとは少し違います。

本当に大切なのは、次の2つの力です。
ひとつは、相手の質問の意図を正しく読み取る力。
もうひとつは、自分の考えをわかりやすく伝える力です。

つまり、しっかり会話のキャッチボールができるかどうか。
この力があるかを、面接官は見ています。

私自身も面接を受けたとき、このポイントを意識するようにしていました。
仕事は一人で完結するものではなく、多くの人と協力して進めていきますよね。
社内外を問わず、やり取りが必要な場面はとても多いです。

だからこそ、会社員として働くうえで、コミュニケーション力は欠かせません。

間違った伝え方をしていませんか?

実は、多くの就活生がこの「伝える力」で損をしています。
よくあるのが、質問の意図を読み違えてしまうケースです。

たとえば、「こういうことを聞いているんだろうな」と勝手に判断して、質問とはズレた答えを返してしまうこと。
あるいは、だらだらと長く話してしまい、結局何が言いたいのか伝わらない人もいます。

準備してきた内容を、そのまま一方的に話してしまうのもNGです。
面接はプレゼンではなく、対話です。

相手の問いにしっかり答える姿勢を持つことが重要です。

結論から話すクセをつけよう

面接では、「結論を先に話す」ことがとても大切です。
たとえば、「あなたが一番頑張ったことは何ですか?」と聞かれたら、まずは一言で答える。

私は大学時代のサークル活動です。
このように、結論をシンプルに伝えることで、相手に安心感を与えることができます。

そのうえで、理由や背景をあとから丁寧に補足していけばいいんです。

私はこれまで多くの就活生を見てきましたが、伝える力が弱い人ほど、話がまとまりません。
「頑張ったことは?」と聞かれているのに、いきなりアルバイトの話から入り、何が言いたいのか分からなくなる人も多いです。

話が長くなると、面接官は集中力を失います。
何を伝えたいのか分からないまま終わってしまうと、印象が悪くなるのは当然です。

だからこそ、結論から簡潔に話すクセを、今のうちにつけておくことをおすすめします。

志望動機も、自己PRも、まずは一言で

「志望動機は何ですか?」と聞かれたら、
まずは「私は◯◯の仕事に携わりたいと思い、御社を志望しました」など、一言で伝える。

「自己PRをお願いします」と言われたら、「私は行動力が強みです」など、まず要点を出す。

そして、そのあとに具体的なエピソードで裏づけを加えていく。
この順序がとても大事です。

ほとんどの人は、話を詰め込みすぎて、伝えたいことがぼやけてしまいます。
それでは、せっかくの努力も相手に伝わりません。

私はこの「簡潔に話す力」が、就活成功の鍵になると思っています。

面接で勝つには「常識を疑う」ことも大事

ここまで、面接で評価される人の特徴についてお伝えしてきました。

私が一番伝えたいのは、他の人と同じことをしていても、結果は出せないということです。

就活は、戦略がものを言う世界です。
学校や就活塾で、みんなが同じように指導されて、同じように話していたら、差がつくはずがありません。

だからこそ、「常識」にとらわれすぎず、自分なりの視点や伝え方を工夫することが必要です。
これは決して奇をてらうという意味ではなく、相手に「この人は他とは違う」と思ってもらう工夫です。

面接は、相手と会話をしながら、自分の価値を伝える場。
その基本を忘れず、冷静に準備していくことが、内定への一番の近道だと思います。

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