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【就活失敗談ワースト5】先輩が「もっと早く知りたかった」後悔と対策を徹底解説

業界を限定せず、さまざまな業界の企業を同時並行で受けてみる。選考に進んでみるというのも、私は一つの有効な方法だと思っています。むしろ、今の時代にはそのやり方の方が合っていると感じます。

こんにちは、兼平です。今回は「私の就活シリーズ」として、就活を終えた先輩方の失敗談について、よくあるワースト5をご紹介したいと思います。

皆さんは、就活で後悔したいでしょうか?
なぜ、多くの方が、先輩たちと同じような失敗や後悔を繰り返してしまうのでしょうか?
自分が落ち込んでいる状態が好きなわけでは、きっとないですよね。

だからこそ、皆さんが就職活動で後悔しないためにも、あらかじめ先輩たちの失敗談を知っておいて、自分が同じ過ちを繰り返さないようにしていただければと思います。

それではさっそく、よくある就活の失敗談ワースト5を発表していきますので、ぜひ最後までご覧ください。


目次

よくある就活の失敗5選

第5位:SPI対策をもっとしておけばよかった

この後悔はかなり多いです。
やはり人間って、失敗してから後悔して気づくものなんですよね。

たとえば、第一志望の企業でSPIを受けて、落ちてしまった。そのときに初めて「もっとSPI対策をしておけばよかった」と思うんです。

こういう後悔をする方は毎年たくさんいます。だからこそ、皆さんは早めにSPI対策を始めてほしいです。

書店に行けば、SPIの対策本はたくさん売られています。自分に合ったものを1冊か2冊選んで、家でとにかく繰り返し取り組むことが大切です。

私自身は、1冊を2〜3周して、ほとんど暗記するくらいにやりこみました。
理想としては、大学3回生の2月くらいまでに2〜3周して、いつでも受験できる状態にしておくのがベストだと思います。


第4位:OB・OG訪問で社会人の話をもっと聞けばよかった

この後悔も非常に多いです。
就活中って、どうしても自分のやり方が正しいと思い込みがちなんですよね。

「OB・OG訪問なんて必要ない」「自分一人でも納得のいく就活ができる」と思い込んでいたり、あるいは、訪問できる先輩がいなかったという理由で話を聞けなかった方も多いと思います。

でも今の時代、皆さんの就活を支援してくれる社会人の先輩はたくさんいます。私もその一人です。

ですから、後悔しないためにも、就活が本格化する3月より前のタイミングで、さまざまな業界や企業で働く社会人の方々に話を聞いてみることをおすすめします。

リアルな仕事内容や社風、人間関係などは、やはり実際に働いている人に聞かないとわかりません。
それを知ることが、結果的に納得のいく就活につながると思います。


第3位:面接に慣れないまま第一志望の面接に臨んでしまった

これもかなりよくある失敗談です。

面接の練習を十分にせず、企業の面接の場数も踏まないまま、いきなり第一志望の面接に挑んでしまう。その結果、緊張してうまく話せず、不合格通知が届いてしまう。

こうした後悔をしている先輩は、本当に多いんです。

では、そうならないためにはどうすればいいか。
たとえば、友達に面接練習に付き合ってもらう。
学生役と面接官役を交代しながらロールプレイをすることで、話す練習にもなるし、企業の面接官がどんな視点で評価するかも想像できるようになります。

また、当社のように就活をサポートしてくれるキャリアサロンや支援サービスを利用して、模擬面接を受けてみるというのも非常に効果的です。

3つ目に挙げたいのは、第一志望の会社ではなく、第2志望や第3志望といった企業の面接を先に受けて、実際の面接の雰囲気に慣れておくという方法です。

これは理想を言えば、先ほどの面接練習、模擬面接、そしてこの「実戦練習」の3つすべてをやっておくのが一番いいと思います。ただ、人によってはそこまで面接対策に意識が向かない方もいらっしゃると思います。

とはいえ、少なくともこの3つのうちどれか1つでも実践して、面接対策は必ず行っておくべきだと思います。


第2位:就職活動を始める時期が遅かった

これも非常によくある後悔のひとつです。

今の日本の就職活動においては、大学3回生の6月ごろからインターンシップ情報サイトが公開され、8月〜9月には夏のインターン募集が始まります。
つまり、大学3回生の6月には就職活動が本格的に始まるという認識を持っておいたほうがいいと思います。

実際、特に東京の学生は動き出しが早い傾向があります。3回生になってすぐの4月や5月から、夏インターンに参加するための準備として、面接対策やエントリーシート対策を始めている方も多いです。

関西の学生は少し動きが遅い印象がありますが、それでも早めに準備を始める意識は持っておいたほうがいいですね。

6月にインターン情報が公開され、8月・9月に夏インターン、10月・11月には秋インターン、年が明けて1月・2月には冬インターンがあります。
そして3月には就職サイトがオープンし、本格的に企業の説明会や選考が始まります。

「就活は3月から始めればいい」と思っている方もいますが、それでは正直遅すぎるんです。
早くからインターンに参加し、多くの企業を知っておくことで、業界研究・企業研究の下地を作っておかないと、3月を迎えたときに「受けたい企業が見つからない」「自分に合う業界がわからない」といった状態になりかねません。

その結果、「就職活動がうまくいかない」と感じてしまう可能性が高くなってしまいます。

就活の開始時期については人それぞれ考え方があると思いますが、私のおすすめは「大学3回生のなるべく早い時期から始めること」です。

今この動画を撮っているのは12月ですが、「そろそろ動かなきゃな」と思っている方がいれば、まさに今が動き出すタイミングです。

SPI対策を始めてみたり、インターンにエントリーしてみたり、すでに選考が始まっている企業に応募してみたり、何か一つでも具体的な行動を起こしてほしいなと思います。

本当に、後悔してからでは遅いので、今のうちに一歩踏み出しておきましょう。


第1位:もっと幅広い業界を見ておけばよかった

これは、就職活動を終えた4回生のほとんどが口をそろえて言う後悔です。

実際、4回生に「就活を振り返って後悔はありますか?」と聞くと、9割以上の方が「もっといろんな業界を見ておけばよかった」と答えます。

これは、「今の内定先に納得していない」という意味ではありません。
むしろ、内定先に満足している人でさえ、「もっと他の業界にも目を向けておけばよかった」と言うんです。

なぜかというと、社会人になってからこそ、さまざまな業界の仕組みや働き方、人の価値観を知っておくことが、すごく役に立つからです。

たとえば、私の前職はマイナビで、採用のコンサルティング営業をしていました。
その中で私のクライアントとなる企業は、ほぼすべての業界から幅広く存在していました。

そのため、各業界がどういうビジネスモデルで動いているのか、どういう人たちが働いていて、その業界の中でどんなポジションの会社なのかなどを理解する必要がありました。

同じ業界の中でも、どんなサービスや事業で差別化を図っているのかを理解していることで、クライアントへの提案の質も高まり、結果的に顧客満足度も上がります。

つまり、社会人になってから「業界を知っていること」が、自分の武器になるんです。

だからこそ、皆さんにも「就活中にもっと多くの業界に触れておくこと」の大切さを、強くお伝えしたいです。

業界研究を幅広くやっておくことで、社会人になってからも仕事に活かせる知識と視野が得られます。
ぜひ、目先の内定だけでなく、社会に出たあとを見据えて、業界選びをしてみてください。

幅広い業界研究が納得のいく就活に繋がる

就職活動では、業界研究を幅広く行っている人と、業界を絞って活動している人とでは、やはり納得度が違ってきます。

中の業界をすべて理解したうえで、自分に合う業界を選ぶ人と、一つの業界しか知らないままその業界で働くと決めてしまう人。どちらの方が、納得感のある就職活動ができるかといえば、当然前者ですよね。

ですから、これから就職活動を始める皆さんにも、まずは幅広くいろんな業界に興味を持ってみてほしいと思います。

もちろん、最初から業界を絞って就職活動をするというのもひとつの方法です。ただ、業界を限定せずに「ご縁があった企業」——いろんな業界の企業を同時並行で受けて、選考に進んでみるというやり方も、私は非常に効果的だと思っています。むしろ、今の時代にはそっちのほうが合っているのではないかと感じます。

会社説明会だけでは見えない、業界や企業の本当の魅力というのは、面接や選考が進むなかでどんどん見えてくるんです。

たとえば、最初は「赤っぽいイメージ」だった企業が、最終面接の頃には「青っぽい印象」に変わっていたなんてことは、珍しくありません。

だからこそ、最初のイメージだけで「この業界が自分に合っている」と決めつけず、いろんな業界・いろんな企業を同時に見ていくという姿勢が大切だと思います。


まとめ:よくある就活の失敗5選

ここで、もう一度内容をおさらいしておきましょう。

第5位:SPI対策をもっとやっておけばよかった
SPIの対策に時間をかけておかなかったことで、選考に落ちてしまったという失敗が多くありました。

第4位:OB・OG訪問などで社会人の先輩に相談すればよかった
社会人のリアルな話を聞いておけば、もっと納得感のある就活ができたのに、という声が多く寄せられています。

第3位:面接練習をせずに第一志望を受けて不合格に
第一志望の会社を受ける前に面接対策を徹底しておくことの重要性が改めて分かります。

第2位:就職活動を始める時期が遅かった
3月から就活を始めた学生もいますが、それでは遅すぎます。3月の企業説明会が始まるまでに、業界研究・企業研究・SPI対策・自己分析・エントリーシート作成などを済ませておく必要があります。

第1位:もっといろんな業界を見ておけばよかった
「この業界、この企業が合ってる」と絞りすぎて進めた結果、就活後に後悔する人は本当に多いです。就職活動中しか見られない企業の裏側や業界の実態に触れるチャンスを、狭い視野で逃してしまうのはもったいないです。

社会人になってからは、そんな機会はもうありません。だからこそ、就活という貴重な時期を活かして、知識や経験を蓄えていくことが本当に大事なんです。


後悔しないために、今できる行動を

「それ、もう知ってるよ」と思った方もいるかもしれません。確かに、どれもよく聞く話です。でも、だからこそ大事なんです。

頭で理解しているだけでは意味がありません。大事なのは、実際に行動に移すこと。後悔しない就活をするためには、自分で動くしかありません。

この動画を見たことをきっかけに、ぜひ皆さん自身が後悔のない就活に向けて動き出してほしいと思います。

就活が終わってから「もっとこうしておけばよかった」と思っても、もう手遅れです。だからこそ、「今」動くことが大切です。

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