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インターンに参加しないと内定に不利?8割が参加する今のリアルと対策を解説

今回は「インターンシップに参加しないと不利なのか?」という就活生の疑問について、実体験も交えながらお話ししていきます。

正直なところ、最近の就活ではインターンに参加する学生が8割を超えていて、参加しないと不安になる方も多いと思います。私自身も、学生さんから「参加しないと落ちますか?」という相談をよく受けるんですよね。

目次

インターンシップは4種類に整理されている

ここ数年、インターンシップの定義が明確に整理されてきました。2025年卒の就活からは以下の4タイプに分類されています。

  • タイプ1(オープンカンパニー)
    説明会や職場見学、セミナーなど、会社の概要を知る場です。1日や半日で終わることが多く、参加しやすいのが特徴です。
  • タイプ2(キャリア教育)
    大学や企業が共同で行う教育型プログラム。講義や演習を通じて業界理解を深める内容です。
  • タイプ3(本格的インターンシップ)
    5日以上の就業体験を含むプログラムで、職場での業務に関わる内容が中心です。2週間以上の長期もあります。
  • タイプ4(高度専門型インターン)
    より専門的な内容に特化し、即戦力に近い経験ができるタイプです。

特にタイプ3は、参加企業が採用と直結させてもいいというルールが導入され、企業も本気度が上がっています。

短期インターンでも意味はある

「長期のインターンに参加しないとダメなのでは?」と思うかもしれませんが、実際はそうでもないんです。アンケートによると、5日以上のプログラムに参加した学生は少数派で、多くの方が1日または半日程度のインターンに参加しています。

たとえば私が見た学生の中にも、1日のプログラムを複数受けて、いろんな企業の雰囲気をつかんでいた方がいました。長期でないと得られない職場体験もありますが、短期でも学べることは本当に多いです。

参加の目的を明確にして、時間や興味に合わせて選ぶことが大切です。

インターンのメリットは「深い理解」と「選考優遇」

インターンシップの一番のメリットは、企業や仕事の理解が深まることです。説明会だけでは分からないリアルな職場の雰囲気や、社員の人柄を体感できます。

たとえば、グループワークを通じて業務の一部を疑似体験するようなプログラムもあります。これって、面接やエントリーシートでは絶対に活きてくるんですよね。

また、気になる「選考への影響」についても注目のデータがあります。

  • 本選考に直結した企業は10.4%
  • 一次選考免除などの優遇をする企業は38.6%
  • インターン参加者に限定情報を提供する企業は28.5%

つまり、約8割の企業が何らかの形でインターン参加者を優遇しているということです。これはもう、参加しない手はないですよね。

本気で志望する企業には積極的に参加を

とはいえ、全てのインターンに参加する必要はありません。特に志望度の高い企業には、熱意を示すためにも積極的に参加した方がいいと私は思います。

実際に現場を体験して、志望動機に具体性を持たせられるのは大きな強みです。企業側も「この学生はうちに本気だな」と感じてくれます。

就活でインターンに参加しないと不利?リアルな実態を解説!

インターンに参加する前に準備は必要?

就活中の学生さんからよく聞かれるのが
「準備しないとインターンに応募しちゃダメですか?」という悩みです。

私もその気持ち、すごく分かります。
「選考に落ちたらどうしよう」「評価されなかったら恥ずかしい」って不安になりますよね。

でも大丈夫です。
まずはチャンスがあれば、迷わず応募してみてください。
多くの企業では事前選考がありますが、通ったあとに本気で準備すれば間に合います。

そしてもし評価がよくなかったとしても、それは「その会社とは相性が合わないかも」と気づけるきっかけにもなります。

実際に会社を体験することが大事

会社説明会って、ただ話を聞くだけで終わりがちですよね。
でもインターンでは、グループワークや社員との交流を通じて、実際の職場の雰囲気を体感できます。

たとえ1日でも、行ってみると「思ってたのと違った」と感じることもあります。
それって、実はすごく大事な気づきなんです。

自分が本当にやりたいことや、向いている環境が見えてくるからです。

インターンに参加できないと就活に不利?

最近では「5日以上のインターンに参加しないと内定がもらえない」と言われる企業もあります。
実際に、そう公言している大手企業も存在します。

でも安心してください。
それは一部の企業に限られた話です。

多くの企業は、インターンと本選考を別々に行っています。
特に大手は、インターン組とは別に通常の選考枠を用意しています。

なので、たとえインターンに参加できなくても、本選考でしっかりチャンスがあります。

インターンに落ちても本選考に応募してOK!

これもよくある質問ですが
「インターンに落ちた会社に、本選考で応募していいんですか?」という悩み。

答えは、もちろん大丈夫です!

むしろ、インターンの選考の方が倍率が高くて通りにくいという話もあります。
なので、本選考に切り替えて改めてチャレンジするのは全然アリです。

たとえば「インターン後に自分を見つめ直して、こんな準備をしてきました」とアピールすれば、成長の証にもなります。

インターンはあくまで選択肢の一つ

インターンシップには目的に応じた4つのタイプがあります。

  • 会社説明会や見学中心の短期型
  • 学びが中心の教育型
  • 5日以上の実務体験型
  • より専門性の高い高度型

どれが正解というわけではなく、自分の目的に合わせて選ぶのが大切です。

参加することで、企業への理解が深まり、選考で有利になることもあります。
ただし、インターンに参加できなかったからといって、チャンスがなくなるわけではありません。

むしろその後の行動で十分巻き返しは可能です。

最後に|チャンスはインターンだけじゃない

今回の話をまとめると、インターンに参加すれば得られる経験や気づきがたくさんあります。
でも、参加できなかったとしても、就活で不利になるとは限りません。

本選考でチャンスを掴むことは十分可能です。
だからこそ、怖がらず前向きに行動してみてくださいね。

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